【セ・リーグ】

◆阪神岩貞9勝目、中日19年ぶり最下位 小笠原6敗

<中日1-4阪神>◇25日◇ナゴヤドーム

 中日ルーキー小笠原と阪神岩貞の投げ合い。両左腕とも3回まで1安打無失点。締まった投手戦で始まった。

 阪神は5回2死満塁で2番上本の左中間を抜く3点適時二塁打で先制。均衡を破った。中日は阪神岩貞を攻略できず得点なし。

 阪神が継投で逃げ切って4連勝。6回無失点の岩貞は9勝目。80敗目の中日は19年ぶりの最下位が決まった。小笠原は6敗目。

※13時30分開始予定の広島-ヤクルト戦は、1回表2死降雨ノーゲームとなった。

【パ・リーグ】

◆日本ハムM3 延長11回暴投でサヨナラ勝ち

<日本ハム2-1楽天>◇25日◇札幌ドーム

 日本ハムは1回2死一、二塁の好機を逃す。楽天も2回1死一、三塁の場面であと1本が出ず。無得点のまま中盤戦へ突入した。

 日本ハム先発の高梨は4、5回とピンチを切り抜けた。楽天先発の安楽も安定した内容で6回まで無失点に抑えた。

 楽天は7回に足立の左前適時打で先制。日本ハムは8回、大谷の適時打で同点に追いつき、試合は延長戦にもつれ込んだ。

 日本ハムは延長11回、先頭大谷の中越え二塁打で足掛かりをつくり、2死三塁から暴投でサヨナラ勝ち。マジックを3に減らした。

◆西武、猛攻逃げ切りソフトバンクとの今季最終戦飾る

<西武7-5ソフトバンク>◇25日◇西武プリンスドーム

 西武先発は多和田、ソフトバンクはバンデンハーク。西武は2回、外崎の1号3ランで先制。多和田は直球が走り3回まで無失点。

 中盤は点の取り合い。西武は5回に浅村が24号ソロ。6回には坂田が適時打を放ち、追いすがるソフトバンクにリードを許さない。

 西武が逃げ切りソフトバンクとの今季最終戦を飾った。ソフトバンクは中盤以降得点圏に走者を進めたが、あと1本が出なかった。

◆オリックス完封リレーで逃げ切る 先発山田が2勝目

<ロッテ0-2オリックス>◇25日◇QVCマリン

 オリックスは1回、中島が中前に先制打を放った。先発山田は、3回までロッテ打線を1安打無失点に抑えた。

 オリックスは5回、吉田正の左中間二塁打で1点を加え、リードを2点に広げた。山田は、6回までロッテ打線を5安打無失点。

 オリックスが継投で逃げ切った。6回5安打無失点の山田が2勝目を挙げた。ロッテは打線がつながらず、連勝が2で止まった。