日本ハムが4年ぶり7度目のリーグ優勝を飾った。

 5季目を迎えた栗山英樹監督(55)が この日の勝利で86勝53敗3分、勝率6割1分9厘は球団の最多勝、最高勝率更新となった。

 今季はソフトバンクに一時、最大11・5ゲーム差をつけられたが、夏場以降驚異の追い上げを見せ逆転した。

 パ・リーグ全球団に勝ち越し、就任5年目で2度の優勝。実力を発揮できない守護神増井を先発に配置転換し再生させた。大谷のDH解除など才能をさらに進化させるなど手腕を発揮した。

 ◆栗山英樹(くりやま・ひでき)1961年(昭36)4月26日、東京都生まれ。創価-東京学芸大。83年ドラフト外でヤクルト入団。通算成績は494試合、1204打数336安打、7本塁打、67打点、打率2割7分9厘。90年に引退後、野球解説者、スポーツキャスターを務め白鴎大教授も歴任。今季年俸1億円(推定)。176センチ、74キロ。独身。