4年ぶりにパ・リーグの覇権を奪回した日本ハム栗山英樹監督(55)が、今季の大逆転劇を「北の国から 2016 伝説 (誰もあきらめなかった)」と名付けた。

 今季は首位を快走していたソフトバンクと最大11・5ゲーム差を離される展開。6月19日から始まった球団新記録の15連勝などで猛追し、最後はかわして自身にとっても2度目のリーグ制覇を成し遂げた。

 8月には本拠地を置く北海道が未曽有の台風被害にもあった。「北海道のみなさんが災害などで苦しんだけど、あきらめないんだよ。だからこそ、野球であきらめることは絶対にダメなんだ。苦しんでいる人たちにとって、この優勝が少しでも癒やしになれば」と、願っていた。