ソフトバンク武田翔太投手(23)が自己最多14勝目を挙げたが、優勝を逃し笑顔はなかった。

 「悔しいのが一番。もっとしっかり投げていれば…。自分の中で後悔している」と、日本ハムに逆転優勝を許したことを悔やんだ。

 この日は初回にいきなり7点の援護をもらったが、2回に4連打などで4失点するなど5回5失点。納得いく内容ではなかった。

 「あまりよくない状態が続いている。試合の途中でいい感覚が出ていた。バランスやボールのたたき方とか。まだ先があるので、切り替えていきたい」。15勝の和田が左肘違和感でCSの登板が不透明な中、14勝右腕にかかる期待は大きい。