中日の秋季練習でブルペン1番乗りは小笠原慎之介投手(18)だった。

 3日、同期の佐藤優投手(23)とともにナゴヤ球場室内のブルペンに向かった。自主的に108球を投げたが、そのほとんどはスローカーブ。森繁和監督(61)の指導を受けながら、今季、武器として身につけられなかった球種の練習に集中した。「今年はカーブがなくて苦戦した。来年も今年と変わっていなかったら成長がない。今後も入れるときに入ります」と高い意識を見せた。