「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」が今日20日、都内で行われる。

 験担ぎのカラーパンツで意中の男を引き当てる! 西武は19日、都内で編成会議を行い、ドラフト1位指名を即戦力2投手に絞り込んだ。くじ引き役の渡辺SDは名前を明言しない一方で、候補2人にちなんだ、色違いのパンツ2枚を準備済みであることを告白。「どっちかを身に着けます。勝負パンツよ! 魂込めて引きます」と気合を入れた。

 ゴッドハンドには秘密があった。監督時代に2年連続で6球団競合の中、交渉権を獲得しているが、ともにスクールカラーアイテムを、ひそかに携帯していた。09年の菊池は花巻東カラーの紫のボールペン、10年大石は早大カラーのえんじのパンツをはいていた。

 3年連続Bクラスからの脱却へ重要な意味を持つドラフト。「ここで投手にいかなきゃ怒られちゃう。今年は力のある投手が多いから、非常に悩むところ」と明かした。そんな中での1位指名は競合確実な創価大・田中が有力。パンツの色は同大野球部ユニホームの基調色、青が濃厚だ。

 「11球団の動きもあるから」と今日20日に1位を最終決定する方針。会議前に急きょはき替える可能性もあるが「(獲得できれば)すごい戦力になる」と腕をぶした。縁起を担いだボクサータイプの新品で下半身を引き締め、黄金の右腕に運を呼び込む。【佐竹実】