広島新庄・堀瑞輝投手(3年)が日本ハムから1位指名された。同高で会見を行った。

 「ずっとドキドキしていたんですけど、名前が呼ばれて安心したというか、ホッとしたというのはあります。両親にここまで野球をやらせてもらってありがとうございます、というのはしっかり伝えたい。まず初勝利目指して頑張りたいなと思います」

 広島新庄で2、3年夏に甲子園出場。台湾でのU18日本代表としてアジア選手権に出場し、好救援で優勝に貢献した。今月の国体では自己最速を更新する150キロを計測するなど高卒ながら即戦力の呼び声高い。大きな期待を背負う左腕は「しっかり自分の投球をして、1軍に残れるように頑張りたい」と目標を語った。

 U18日本代表のメンバーである作新学院・今井達也投手(3年)は西武、横浜・藤平尚真投手(3年)は楽天と、同じパ・リーグ球団から指名を受けた。「今度はライバルとして、しっかり投げ合えたらと思います。投手戦にしたい」。プロの舞台での対戦を心待ちにしていた。