国内フリーエージェント(FA)の権利を今季取得したDeNAの山口俊投手(29)が8日に態度を明らかにすることが7日、分かった。関係者によると権利を行使するとみられ、巨人など複数球団が獲得に乗り出す見通し。球団はFA宣言しての残留を認めており、既に3年契約を提示している。

 山口は大分・柳ケ浦高から2006年に高校生ドラフト1巡目で入団。抑えなどで活躍し、14年から本格的に先発に転向した。今季は19試合に先発し、チームトップの11勝を挙げ、防御率2・86。セ・リーグ最多の3完封を含む5完投をマークした。プロ通算は39勝44敗111セーブ、防御率3・29。