巨人高橋由伸監督(41)が「地獄の1時間ノック」を見守った。

 宮崎秋季キャンプの7日、全体練習後の特守メニューを視察。井端内野守備走塁コーチによる吉川大、重信、育成の増田へのノックの嵐をジッと見つめた。

 ノックの総仕上げは吉川大、増田の2人に対し、計50球連続でノーエラーなら終了というメニュー。1回目は20球すぎにイレギュラーした球に吉川大が対応できずにやり直しに。だが2回目はベースに当たった打球を吉川大の「ヒットです!」と懸命のアピール? が実り、50球連続無失策で完遂。指揮官は「きついけど両方(技術と反復練習)大事だからね。基本が大事ということ」と重要性を説いた。