日本ハム中田翔内野手が子どもとのふれあいの連続で童心に帰った。

 21日、応援大使を務める北海道・剣淵町を訪問。同町にある「絵本の館」では保育園児に日本ハム選手会が著者で12日発売された絵本「もりのやきゅうちーむ ふぁいたーず つよさのひみつ」の読み聞かせを行った。「チラッと見たら、漢字がなかったのでホッとしています」と、園児や付き添いの保護者らを笑わせながら、丁寧に絵本を読み進めた。司会者からは「野球はもちろん上手ですけど、絵本の読み聞かせも、まあまあ上手ですね」と、まさかの辛口評価だった。

 同施設には絵本の他に木の玉約10万個が入った「木の砂場」がある。足を踏み入れると「(足裏の)ツボがやられる」と、激痛に表情をゆがめながらも次第に心地よさも実感。木の玉の中に自らの体を埋めるなど、初体験の感触を楽しんでいた。