阪神は21日、オリックスから国内フリーエージェント(FA)宣言した糸井嘉男外野手(35)との契約が合意したと発表した。

 糸井は21日午前、オリックス長村球団本部長と大阪市内で会って「阪神さんでプレーさせていただきます」と伝えた。夜には兵庫県内で行われたオリックス選手会納会に出席。浴衣姿で報道陣の取材に応じ「活躍することをイメージして、もう動いている。(金本監督から)勝つために必要と言われたので、自分としてもやりがいを感じるし、さらにやらなアカンという気持ちになった。いろいろ考えたが、やっぱりチャレンジして、自分を奮い立たせてやってみようという気になった」と決意を語った。納会出席は迷ったというが「やっぱりお世話になったので、しっかり顔を見てあいさつしようと思った」。明日23日のファン感謝イベントにも出席予定。オリックスファンに別れを告げ、新天地へ旅立つ。