ロッテ金沢岳捕手(32)が24日、退団した先輩たちとのエピソードを明かした。

 QVCマリンで契約更改交渉を行い、120万円アップの年俸1300万円で更改。シーズン終盤に控え捕手として働いたことが評価された。田村、江村、吉田ら若い捕手が多い中、14年目のベテランの存在感が光った。

 今季は長年一緒に戦ってきた、サブローが引退。大松は退団した。金沢は「サブローさんは2軍で一緒にやって、野球のアドバイスをいただいた。僕が1軍に上がる時、『最後のチャンスと思って頑張ってこい』と言っていただいた。大松さんも試合の後、一緒に打撃練習をしたり、アドバイスをくれたりした。寂しいですが、やるしかない、という気落ちです」と決意を口にした。(金額は推定)