ヤクルトから戦力外通告を受けていた新垣渚投手が現役引退を決めたことを受け、同学年でチームメートだったソフトバンクの和田毅投手は29日、福岡市のヤフオクドームで取材に応じ「渚が努力してきての決断。お疲れさまでした、と言いたい」とねぎらった。

 和田と新垣は2003年に自由獲得枠でダイエーに入団。巨人に移籍した杉内俊哉投手とともに同学年の3人で強力な先発陣を形成した。今季、最多勝と勝率第1位の2冠に輝いた和田は「3人が切磋琢磨(せっさたくま)してできたのが成長の要因。自分はまだまだやれるのを見せられれば」と、さらなる活躍を誓った。