優勝旅行のハワイに到着した広島に、さっそく「4番誠也」構想が持ち上がった。祝勝パーティーに参加した緒方監督は「4番もゼロじゃない。来季即、ではなくても、それくらいの成長をみせてほしい。足も使えて、戦略的にもおもしろい」と期待を語った。

 今季は主に5番、6番を打ち打率3割3分5厘、29本塁打、95打点をマークした鈴木は、流行語大賞を受賞した「神ってる」からの卒業を宣言したばかり。緒方監督には競争によるチームの底上げを目指す狙いもある。(ホノルル=池本泰尚)