巨人が抑え候補として最速164キロ右腕のアークイメデス・カミネロ投手(29=マリナーズ)の獲得に動いていることが9日、分かった。

 ドミニカ共和国出身で昨季は73試合で防御率3・62、今季は57試合で同3・56と中継ぎで実績を重ねている。剛速球と140キロ台後半の高速スライダー、140キロ台中盤のスプリットを武器とする。

 ブルペン陣強化を図り、レッズのロス・オーレンドルフ投手(34)らをリストアップしていたが慎重に絞り込み、能力値が高いカミネロを最有力候補に定めたとみられる。獲得できれば沢村、マシソンと並ぶ守護神候補となる。