日本ハム斎藤佑樹投手(28)が11日、母校・早大でプロ入り後では初のキャッチボールを披露した。

 東京・東伏見にある同大グラウンドで開催された「プレイボール プロジェクト~野球を始めよう、楽しもう、学ぼう~」に、母校の先輩でもあるソフトバンク和田らと参加。

 170人の少年少女を前に、チームの後輩の有原とキャッチボールのデモンストレーションを行った。子どもたちから得意球を問われると「フォーク」と即答。「見せて~」というリクエストに応え、鋭く落ちるボールを投げると「おぉ~」と歓声が上がった。大学時代に汗を流したグラウンドでキャッチボールするのはプロ入り後初で「久しぶりですね」と、懐かしい雰囲気を楽しんだ。

 この日は、野球普及のために子どもに野球の楽しさを伝えることが目的のイベント。直接ふれあう機会も多かった。「子どもたちが楽しんでいる姿はうれしかった」と、有意義な1日を振り返った。