中日の新人7選手(育成1人含む)が11日、施設見学や恒例のファンとの集いに参加した。ナゴヤドームではロッカーやブルペンなどの選手スペースをくまなく回った。ドラフト1位の明大・柳裕也投手(22)は「本当に素晴らしい。この中でやっていくんだと実感がわいてきました」とほおを緩めた。

 7人が初めて1日中行動をともにしたが、明大や大学日本代表で主将を務めたリーダーシップもさっそく発揮した。ドラフト5位の東邦・藤嶋健人投手(18)をいつのまにかいじり相手に指定し、リラックスムードを作り上げた。柳は「同期入団同士の雰囲気をがよくなるよう、気を使うところは使って仲良くやりたい。高校生の2人にも気を使わせないようにしたい」とさすがの対応だった。