ロッテのドラフト1位、桜美林大・佐々木千隼投手(22)に“新人王部屋”が用意される。14日、他の新人とともに、2軍施設である浦和球場や選手寮を見学。入寮は年明けだが、佐々木の部屋は、かつて石川が使っていた204号室に内定した。先輩は1年目で10勝を挙げた。新人王に輝き、1年で寮を卒業した実績がある。佐々木は「期待に応えないといけないですね。僕も新人王を目標に掲げたい」と気を引き締めた。

 高校、大学と親元から通ったため、人生初の寮生活となる。感想は「今の自分の部屋より広いです」。具体的なイメージも膨らんできている。「睡眠は大事。良いマットレスと枕を持ってきたい」と、入寮時に用意するものをチェックした。石川の決めぜりふは「絶景です!」。2階の部屋では絶景とはいかないかも知れないが、佐々木もプロで活躍するべく、視界は開けている。