青森大(北東北大学)の主砲・保戸田則裕内野手(4年=千葉経大付)が、社会人野球の鷺宮製作所(東京)に内定していたことが20日、分かった。

 179センチ、85キロの体格を誇る右打ちの大型遊撃手で、勝負強い打撃と堅実な守備が評価され、ベストナインは通算3度受賞。3校プレーオフまでもつれた今春は4番としてチームをけん引し、MVPを獲得した。主将に就任した今秋は阪神からドラフト2位指名された富士大(岩手)の152キロ右腕・小野泰己(4年=折尾愛真)から本塁打を放つなど、打率4割8分7厘の好成績で初の首位打者に輝いた。鷺宮製作所を09年以来の都市対抗出場に導き、2年後のプロ入りを視野に入れる。