ソフトバンク松坂大輔投手(36)が28日(日本時間29日)、米自治領プエルトリコで行われているウインターリーグ(WL)、カロリナの一員としてアグアディヤ戦に先発。7回3安打1失点の好投で同リーグ最終登板を締めくくった。

 松坂は「こっちに来て自分がやりたいと思っていた投球が今日はスムーズにできた」と話した。手元で変化するツーシームが左右どちらの打者にも効果的で、詰まった当たりのゴロや飛球でアウトを積み重ねた。

 7回を投げ投球数は88。「球数が少ない中で、7回というのも自分にとっては大きかったと思う」と手応えを口にした。

 プエルトリコでは4試合に登板。「本当に十分と言えるくらいの収穫が僕の中ではあった。感覚として持続するのは難しいかもしれないですけど、しっかり自分の体に忘れないようにして、いい形でキャンプインできるようにしたい」と来季を見据えた。