オリックスの来季4番バトルが始まった。福良監督は、今年6人が務めるなど固定できなかった4番について、新外国人ロメロ、T-岡田、吉田正の3人を、現状の候補に挙げた。筆頭はロメロながら「誰が打ってもおかしくない。T-岡田と、吉田正がそこに入ってきてくれたら。簡単に外国人には渡さない、という気持ちでね」と、奮起を促した。

 今年はチームの4番打率が2割3分2厘と8、9番打者に次いで低かった。総得点499は12球団ワースト。来季が2年目の吉田正が開幕4番なら抜てきと言えるが、福良監督は「けがをせずに1年間フルに出たら成績は残す。30発も打てるんじゃないか」と期待。三つどもえの4番争いに注目だ。