8日、ソフトバンクの新人10選手が入寮。今日9日から、筑後のファーム施設で新人合同自主トレを行う。

 ドラフト2位古谷優人投手(17=江陵)は、高校の監督からプレゼントされた野村克也氏の著書を持ち込んだ。オフの間、故郷の北海道・幕別町で膝上まで雪が積もる中、長靴を履いて毎日5キロ以上ランニング。「滑るけど逆にいいトレーニングになりました。3、4年後に先発ローテに入れる投手になりたい」と気合を入れた。故郷を離れる際、障害のある9歳の妹、みりあさんに泣きながら抱きつかれたことを明かし「これからがスタート」と決意を新たにした。