日本ハムから国内FA(フリーエージェント)権で巨人に移籍した陽岱鋼外野手(29)が12日、初めて川崎市のジャイアンツ球場を訪れ、練習を行った。

 午前10時過ぎに球場に到着すると、上下赤のジャージーに着替えて11時にグラウンドへ登場した。球団スタッフや選手とあいさつを交わし、新人合同自主トレ中だったドラフト7位の台湾人右腕、関南大の廖任磊(リャオ・レンレイ)投手(23)ともがっちりと握手した。ランニング、キャッチボール、ノック、マシン打撃、ネットスロー、ウエートと、約4時間の練習を意欲的に消化した。

 「まだユニホームを着ていないので実感はありませんが、胸にGのマークを刻んで、自覚を持って練習していきたいです。ジャイアンツに来て、まだ1年生。リーグ優勝のためにチームの力になりたいです」と意気込んだ。