ソフトバンク入来3軍投手コーチが、若手投手陣に対し、四国IL高知入りするマニー・ラミレス外野手(44)封じのススメを説いた。「なかなかメジャーのレジェンドとは対戦できない。素晴らしい経験になる。対戦することで勝負勘を養うことが大事。(抑えて)自分はこういう道で生きていくんだという特徴を良く知ってほしい」。

 ソフトバンク3軍は四国ILや大学、社会人が主な対戦相手で、元メジャー選手との対戦は極めて珍しい。高知とは今季も、8試合だった昨季と同程度の対戦が見込まれており、若手にとって格好の修業の場となる。入来コーチもメッツ時代には同僚のホセ・レイエスやデビッド・ライトらの打撃投手を務め、カージナルスのアルバート・プホルスとも対戦。強打者との真剣勝負はその後の野球人生に生きたという。メジャー通算555本塁打の大物斬りが、若鷹にとって2軍、1軍昇格への足掛かりになるかもしれない。