楽天のドラフト4位ルーキー、菅原秀投手(大体大)が17日、Koboパーク宮城での新人合同自主トレーニングで、新球スプリットの習得に取り組んだ。この球種を決め球とする大体大出身の上原浩治投手(カブス)から、15日のOB会で伝授されたもので「握り方や投げるイメージを教えてもらった」とキャッチボールで熱心に投げ込んだ。

 ボールを挟む際の指の幅を変え、軌道に変化をつけることも教わったという。即戦力の中継ぎ候補として期待されているだけに「3日連続で同じ相手に投げることもある。同じ球種で、違う変化をするようにできれば」と完成を思い描いた。