西武のドラフト1位・今井達也投手(18=作新学院)が、初の“御前投球”に臨んだ。18日、西武第2球場での新人合同自主トレ中にブルペン入り。これを目当てで訪れていた辻監督、渡辺シニアディレクター(SD)兼編成部長らの熱い視線を受けながら、捕手を立たせて40球の投球練習を行った。

 今井は「監督もいらっしゃったので、緊張感もあった。悪くはなかったけど、良くもなかった」と淡々と振り返った。しかし辻監督は「バランスがいい。フォームが崩れない」と高評価。渡辺SD兼編成部長も「やっぱりいいですよ」と同調した。

 19日のチーム全体会議で、2月のキャンプでの1軍、2軍の振り分けが決まる。辻監督は1軍帯同を推す考え。渡辺SD兼編成部長も「1軍に連れて行くとすれば、負荷がかかりすぎないように、いろいろ制限をかけてあげないといけない」と具体的なプランも明かし、指揮官に同調するとみられる。