巨人の新人15人(育成含む)が22日、川崎市のジャイアンツ寮でメディア対応を学ぶ「メディアトレーニング」を受講し、初のお立ち台へのイメージをふくらませた。

 アナウンススクールの日テレ学院の副学院長・森きく子講師から、対応の基本や正しい発声方法などを約2時間かけて学んだ。

 ドラフト1位の吉川尚輝内野手(21=中京学院大)は「まずは1軍に上がることですが、お立ち台に上がれる場面があれば今日学んだことを生かしたいです。緊張して、自分で何を言っているか分からなくなりそう。前もって、何パターンか用意しておきたいです」と晴れ舞台を見据えた。

 同7位で台湾出身のリャオ・レンレイ投手(23=開南大)は「実は、お立ち台用の話を2種類、温めています。真面目なものと、ギャグのもの。中身は秘密です。お立ち台は、1軍に呼ばれてから立てるもの。1軍を目指して頑張りたいです」と話した。