恩師がドラ1右腕にエールを送った。広島ドラフト1位の加藤拓也投手(22=慶大)が4日、ブルペンに入った。

 セットポジションから力のあるボールを95球。今キャンプ最多の球数を投じた。ネット裏には松田元オーナー、緒方孝市監督に加え、慶応高校時代の恩師で元監督の上田誠氏の姿もあった。前日3日には食事も共にした。上田元監督は「地道にやってほしいです。ありのままでいてほしい。投げ急がずに、自分のペースで。カープは活気があってすごくいいチームと感じました。1日で好きになった。いい先輩のアドバイスを聞いて、頑張ってほしい」と語った。