日本ハムの高卒左腕コンビが、揃ってキャンプ初ブルペンに入った。沖縄・国頭キャンプの第1クール最終日の5日、ドラフト1位堀瑞樹(18=広島新庄)と5位高山優希(18=大阪桐蔭)が捕手を座らせ、真ん中高めのコース限定で30球を投げ込んだ。

 人見知りするという堀は「苦手なカメラがすごい向いていたので緊張しました」と苦笑い。それでも抜群の球威を披露し、伊藤総合兼2軍投手コーチからは「指にかかったボールは素晴らしい」と評価された。高山は平常心を崩さず、「直球だけでは物足りなさがあった」と貪欲。大阪桐蔭の大先輩中田らと同じキャンプに参加することに「自分も固くならずに向上のために、もっともっと出来れば」と手本にしていた。堀、高山ともキャンプ終盤に打撃投手を務め、3月での実戦デビューを目指す。