阪神青柳晃洋投手(23)が今キャンプで初めて行われる8日紅白戦に先発登板することが5日、分かった。2イニング程度の予定。WBCに向けて超速仕上げに励む藤浪も先発する予定。いきなり、先発ローテーション級の投手同士が投げ合うことになった。
17年の「初実戦初マウンド」の切符をつかんだのは、背番号50だった。紅白戦の「開幕投手」起用は、首脳陣の大きな期待の表れでもある。2月11日に行われた昨年キャンプの初紅白戦では、高卒4年目だった藤浪と大卒3年目だった岩貞がそれぞれ先発。岩貞は抜てきを力に変え、昨季シーズン10勝を挙げる活躍につなげた。
青柳はルーキーイヤーの昨季、シーズン中盤以降に先発に定着し、4勝5敗、防御率3・29。2年目の今季は指揮官も先発ローテーション5番手として計算に入れているが、その期待にここまでの順調な調整でこたえている。今キャンプは初日からブルペンで81球。3日にも88球を投じた。この日も課題のフィールディング練習を行うなど汗を流した。練習を重ねてきたスーパークイック投球では1秒を大きく下回る数値をたたき出し、他球団スコアラーを驚かせた。新球カーブも、十分実戦で通用するレベルまでに仕上がった。
侍戦士の藤浪と堂々と渡り合えば、自信にもつながっていくはずだ。今季2桁勝利を目標に掲げる変則右腕が、実戦形式で調整ピッチを上げる。【梶本長之】



