ヤクルト2年目の「山田2世」広岡大志内野手(19)が、今季初の対外試合で“チーム1号”本塁打を放った。13日、沖縄・浦添市で行われたハンファ戦に「7番三塁」で先発し、3回無死から左翼席に運んだ。昨季はセ・リーグの高卒新人では56年ぶりとなる初打席初本塁打をマーク。若手のホープとして、一躍遊撃手のレギュラー争いに名乗りを上げた。

 ◆広岡大志(ひろおか・たいし)1997年(平9)4月9日生まれ、大阪府出身。智弁学園から15年ドラフト2位でヤクルト入団。高校時代は14年春夏に甲子園に出場し、夏に1本塁打。プロ入り後は16年9月29日DeNA戦で初出場。同試合で引退試合の三浦から初打席本塁打をマークした。昨季は2試合に出場し、打率4割2分9厘、1本塁打、3打点。イースタンでは113試合、打率2割1分8厘、10本塁打、47打点。183センチ、81キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸630万円。