阪神ドラフト1位大山は「1軍生き残り」に向け、試練の1週間を戦う。沖縄・宜野座キャンプでの実戦は残り3試合。明日22日の紅白戦を終えると、25日の日本ハム戦、26日の中日戦はオープン戦となる。2月中は大山を試合に使い続けるのか? そんな問いかけに、金本監督は「まあ、それはちょっと今後考えますわ」と明言を避け、2軍修業に向かわせる可能性も明かした。

 「できるだけ継続して取り組んでいることをやりたいし、もちろん違うきっかけが必要かなとなったら2軍に預けて見てもらうという手もある。それは僕らの判断ですけどね」

 ここまで紅白戦や練習試合の実戦で起用してきたが、5試合で計15打数無安打。金本監督は「ポイントはいいモノを持っている」と結果だけで評価を下げてはいないが、疲労もある中で苦悩の時期を過ごしているのは間違いない。

 「今は継続してやらせましょう」という片岡打撃コーチの意見もあり、第5クール初日となる今日21日も沖縄キャンプに参加予定。ただ22日紅白戦でも苦しめば、2軍修業が得策となる可能性もありそうだ。