お待たせしました！　阪神ドラフト１位ルーキー大山悠輔内野手（２２＝白鴎大）に待望の“プロ初安打”が出た。２２日、宜野座キャンプで紅白戦が行われ、紅組の７番サードで出場した。

　能見と対戦した初回の１打席目は、痛烈な当たりだったが、記録は遊撃のエラー。いい感触で迎えた２打席目は、３回先頭で２番手藤川と対戦した。外寄りの真っすぐをセンター左へクリーンヒット。スタンドからも大きな拍手が起こり、一塁ベース上で大山もホッとしたように笑みを浮かべた。大山にとってプロでの実戦６試合、１７打席目で生まれた初安打だった。

　３打席目はテスト生ドリスの剛球を完璧に捉えた。痛烈なライナー性の打球はジャンプした遊撃のグラブをはじき、スコアボードの表示もＨ。２打席連続安打となった。

　最終４打席目は、ルーキー小野との対決。ドラフト２位右腕の１５０キロ超真っすぐに押し込まれ、右飛に終わったが、４打数２安打と結果を出した。手に残る心地いい感触とともに、忘れられない１日になったはずだ。