06年の第1回WBC米国-日本戦の判定で物議を醸したボブ・デービッドソン審判員が引退。同点の8回1死満塁、三走西岡が左飛でタッチアップして生還したが、離塁が早いと米国の抗議を受け、判定をアウトに覆した。

 その際、三塁コーチを務めていた西武辻発彦監督は練習終了後に一報を聞き「死ぬまで忘れない名前。顔も浮かんでくる」。

 この日は試合形式のメニューを陣頭指揮。三塁走者のやや早く見えるスタートに、偶然にも「デービッドソン!」とツッコミを入れていた。