ヤクルト原樹理投手(23)が26日、ブルペンで142球を投げ込んだ。

 先発予定だった広島とのオープン戦は雨天中止。ブルペンで丁寧に1球1球を確認した。

 「球数は設定していなかった。(捕手の)西田さんにあおられながら、最後まで踏ん張って投げようと思った」。真中監督ら首脳陣が見守る中、熱のこもった投球を見せた。

 試合開始予定の午後1時すぎに天候は回復。「去年は投げたらどうなるかわからない怖さがあったけど、今年は打者に投げたい気持ちが強い。試合、やりたかったです」と残念そうだった。【ヤクルト担当 鹿野雄太】