オリックス開幕投手に内定している金子千尋投手（３３）が、今季初実戦に臨んだ。先発して１回を無失点で終えた。

　先頭の山田に中前打を許したが、青木を３球三振に打ち取るなど後続を断った。「特に何かを確認することを考えずに投げた。代表戦ということもあってお客さんもたくさん入っていたし、いい雰囲気で投げられた。結果は特に気にしていない」。

　かつては自らも日の丸を背負ったことがある。この試合を最後にＷＢＣに向かう日本代表については「本当に頑張って欲しい。日本人としてすごく気になる。日本の野球が世界一というのを分かってもらえる試合をして欲しい」とエールを送った。