下半身の張りで侍ジャパンから離脱した楽天嶋が6日、チームに合流した。岡山・倉敷市内のマスカットスタジアムで行われた全体練習に参加。投内連係に入り、フリー打撃をこなすなど精力的に体を動かした。「状態は日に日に良くなっている。体と相談しながら、万全の状態にしてシーズンを迎えたい。楽天の優勝のためにいい準備をしたい」と闘志を燃やした。

 侍ジャパンでは不完全燃焼に終わった。悔しさは、シーズンにぶつける。代表を離れる際、チームメートである則本、松井裕には「テレビの前で正座して応援します」と独特な言い回しで、エールを送った。それだけ迷惑をかけたと責任を感じている。梨田監督は「本人は心苦しかったと思う。まずは足を治すこと。20日前後くらいには試合に出られるようにしないと」と、今後の見通しを口にした。チームのキャプテンとして、出来ることを積み重ねていく。