阪神の球団激励会が7日、大阪市内のホテルで行われ、坂井信也オーナー(69=電鉄本社会長)や金本監督ら204人が出席した。同オーナーは「個人個人は鍛えられて、非常に確信を持てる状況ではありますが、野球はチームプレー。勝つためにどうやったらいいかを考えて、プレーしていただきたい」と要望。「ぜひ皆様の力で優勝と日本一勝ち取っていただきますよう、頑張っていただきたい」と12年ぶりVを願った。

 続いた金本監督も昨年のリベンジを宣言した。「若手選手の底上げは進んでいる実感は持っている。しかし若い選手だけではシーズンを乗り切れない。去年ふがいなかった中堅以上の選手が必ず、去年の悔しさを晴らしてくれると思う。ベテラン、中堅の力をうまく組み合わせて、戦っていきたい」と決意表明した。