右足首痛で調整が遅れていた日本ハム大谷翔平投手(22)は、「3番DH」の先発で今季のオープン戦初出場。1号本塁打を含む3打数2安打2打点と快音を残した。

 第1打席は1回2死、DeNAのドラフト1位左腕浜口遥大(21=神奈川大)に空振り三振に倒れたが、4回の第2打席では初球145キロを捉え左越え二塁打。右腕須田と対戦した6回の第3打席は、無死一塁でのフルカウントからオープン戦1号の2ラン本塁打を右翼席に放り込んだ。

 4回はスライディングでホームに生還するシーンもあり「いろいろなプレーができた。人工芝でのプレーで(足の状態を)確認できて良かったです」と振り返っていた。

 11、12日に千葉・鎌ケ谷でのイースタン教育リーグに出場し、この日から1軍に合流。本拠地での今季初実戦だった。