オリックスが神戸から大阪・舞洲地区に移転した2軍施設の竣工(しゅんこう)式が16日に行われ、宮内義彦オーナー、西名弘明球団社長、福良淳一監督らが出席した。

 約4万9000平方メートルの広大な敷地にクラブハウス、選手寮、室内練習場、舞洲サブ球場などが新設された。宮内オーナーは「環境としては今の日本でこれ以上ないというものを作ることができました。昼も夜も練習して、イチローに続くような選手を生んでもらいたい」とあいさつ。西名球団社長は「施設は立派なので、これを使って優勝を」と期待した。なお合宿所の名称は神戸のものと同じ「青濤館(せいとうかん)」とした。