ウエスタン・リーグが開幕し、ドラフト3位九鬼隆平捕手(18=秀岳館)が9番DHで先発出場し、公式戦プロ初安打を放った。

 1点ビハインドの5回1死二塁のチャンスで右中間を破る同点適時三塁打。この日の結果は3打数1安打2三振1四球で、記念のボールを手渡されると「なくしちゃうといけないので、おやじにでも渡そうかな」と、はにかんだ。

 右肩を痛めていたこともあり、2月のキャンプから別メニューが続いていたが、すでに送球練習も行っており「もう投げるのは大丈夫です」。プロ1年目の目標は、2軍でスタメンマスクをかぶることだといい「まずは3軍で経験を積み、打つだけでなく、守備でもチームに貢献できるように頑張りたい」と、目を輝かせた。