中日が2個のスクイズを成功しながらも、試合終盤に投手陣が崩れ、逆転負けを喫した。

 2-0の6回1死一、三塁、7番遠藤一星内野手(27)が投前にスクイズ。さらに7回には1死二、三塁で3番石岡諒太内野手(24)も決め、追加点を奪った。ところが、4-0で迎えた8回、新助っ人のエルビス・アラウホ投手(25=フィリーズ)が打ち込まれ1回4安打3失点。9回には2年目佐藤優投手(23)が原口に被弾するなど1回5安打5失点と炎上し、逆転された。

 森繁和監督(62)は「(スクイズを)やるんだというところで1発で成功させたのは良かった。でも逆転されたら意味がない。攻撃はよしとして、8、9回を守りきれなかったということを反省しないといけない」と厳しい表情で話した。