オリックス5年目左腕の松葉貴大投手(26)が開幕ローテをつかんだ。

 広島打線を7回4安打無四球無失点に抑え、三振7個も奪った。前回15日の阪神戦は6回を0封したが、5安打3四死球など先頭打者の出塁の多さや制球面の課題を露呈。福良淳一監督(56)は「まだ合格とはいかない。スキがありすぎる」と開幕先発入りを明言しなかった。だがこの日の試合後、指揮官は「尻上がりに腕も振れて良くなった。(課題を)クリアできたね」と合格を明言。

 松葉は「0で抑えることができて、内容もついてきたので良かった。今日のような投球がシーズンでもできるように準備したい」と気合を入れ直した。