日本ハム栗山英樹監督(55)が27日、札幌市内の書店で行われた初の自叙伝「栗山魂」の刊行記念トーク&握手会に登場した。

 人生の岐路になった14歳当時にスポットを当てながら、甲子園を目指した青春の日々やプロ入り後に発症したメニエール病との闘いなど赤裸々につづられている。著書は北海道学校図書館協会の推薦図書に選出され、栗山監督は「中学生の時は不安だった。14歳の多感な時期にメッセージを送りたい」と思いを語った。

 集まったファンからの質問コーナーでは、中島の開幕スタメンを問われ「出ます。あ、言っちゃった」と思わず明かすシーンも。好きなラーメン店や、東京五輪の野球監督についてなど直球の質問の数々に、熱心に答えていた。