渡辺恒雄読売新聞グループ本社代表取締役主筆(90)が27日、巨人のリーグ優勝、日本一で景気を上昇させたいと力説した。

 都内ホテルで行われた、財界人を中心とした有志で構成する「燦燦(さんさん)会」総会のあいさつに登壇。「今日、政治家の方をお招きしておりませんのは、別に国会で次元の低いことで時間を労している、それをここで再現されちゃ困ると思ったからでは全くないんでありまして。これは燦燦会の伝統のしきたりでありますので、ご了解いただきたいと思います」の一言から始まり、日本経済に触れてチームを激励した。

 「巨人が勝たんと、とにかく景気がよくならん。この1週間、株価があんまりよくない。トランプ(大統領)というめちゃめちゃな人が、ああいうことばっかりやったら、アメリカがおかしくなるのは無理ないので、それにひきずられてちゃ困る。巨人軍が優勝して、国民の気分をよくし、景気もよくする。そういう考えでおります」と話した。