広島の選手会長小窪哲也内野手（３１）が同点となる２点適時三塁打を放ち、勝利に貢献した。

　６回２死二、三塁で先発野村の代打で登場。カウント１－１からの３球目。外角低めにバットを目いっぱい伸ばした

　。打球は前進守備を敷いていた巨人の右翼長野の頭上を襲った。捕球しきれず、２者が生還。小窪も三塁へ到達した。一振りに生きる代打職人が、気合の一打を見せた。「打ったのはストレート。チャンスでいい緊張感のなかで、しっかり自分のスイングが出来ました。同点になってよかったです」と振り返った。

　同点に追いつかれた後の７回１死二塁でも勝ち越しとなる左前適時打を放った。