中日アレックス・ゲレーロ内野手(30)が延長12回に来日初のサヨナラ打で試合を決めた。

 2-2の延長12回2死二、三塁。巨人4番手宮国の内角に入ってきた142キロ直球を左前に運んだ。この日、5打席立ち無安打だった新助っ人の一撃。一塁ベースを踏むと、ベンチから飛び出した同僚に頭をたたかれ、手荒い祝福を受けた。

 初のお立ち台も経験。「ここまでチャンスをつぶしていた。最後の最後に打てて、大満足です」と笑顔で大歓声に応えた。チームが先制した試合で勝利するのは、今季初めてだった。