阪神高山俊外野手(23)が貴重な4点目の適時打をたたき出した。

 3-2と広島に1点差に迫られた8回裏。梅野の右前打と広島ヘーゲンズのバント処理のミスなどで1死一、三塁の絶好機が巡ってきた。この打席で高山が初球をとらえ、三塁走者の梅野をホームに招き入れた。

 13日のDeNA戦(横浜)で左足のつま先に自打球を当てた。痛みを抱えて9回に決勝打を放ち、この日も値千金のダメ押し打。8回表の守備では、追撃打を放った田中を二塁でアウトにし、ピンチ拡大を防いだ。

 試合前、病院で検査を受けていたが、通常通りスタメンで出場して勝利に貢献。「問題なくやれました」と頼もしかった。