1-1で迎えた8回、阪神が2点を勝ち越した。

 無死二、三塁で中谷将大外野手(24)が勝ち越しの右犠飛を放った。直前には左翼ポール際へ惜しい大ファウル。カウント2-2となり、岩瀬の6球目だった。「追い込まれてしまったので、とにかく当てることだけを考えて振りました」と沈む変化球を捉えた。

 続く鳥谷敬内野手(35)は遊ゴロに倒れたものの、2死一塁から北條史也内野手(22)の右中間三塁打で1点を追加。若虎の活躍でこの回2得点と勝ち越しに成功した。