阪神のドラフト3位、才木浩人投手(18=須磨翔風)と同4位、浜地真澄投手(18=福岡大大濠)の高卒ルーキー2人が、公式戦初登板を果たした。

 鳴尾浜に駆けつけた金本知憲監督(49)が見守る中、1イニングずつを投げた。才木は4回に登板すると先頭打者に投じた6球目に150キロを記録したが「全然感触はなかったです」。1安打を許したものの、岡崎太一捕手(33)が盗塁を刺すなど3人で抑えた。

 5回に登板した浜地も1四球を出したが無安打無失点。「公式戦なので点を取られないことを意識しました」と話した。

 6回にはドラフト8位、藤谷洸介投手(21=パナソニック)も登板し3者凡退に抑えた。

 掛布雅之2軍監督(61)は「みんな違いがあって面白いんじゃないかな。堂々としてたよな。すごいよな」と感心していた。